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■コンポガーデンシステム

 

 日本での屋上・ベランダ・室内緑化には、狭い空間を有効に使え、少ない日当たりを充分に活用できるシステムが必要とされる。

 今回はこれらの条件を兼ね備えたコンポガーデンシステムを紹介する。


 都市圏ではコンクリートやアスファルトの面積が増え、夏の気温上昇が問題となっている。このヒートアイランド現象の穏和や緑地率の向上を目的とした屋上緑化が、大変注目されている。また、ビルの耐久性や冷暖房効率を向上させ、遊休スペースを活用するために屋上緑化を導入するビル所有者も増えている。

 都会ではビルの乱立によって、終日太陽の当たる庭はほとんどないのが現実だろう。屋上は太陽の光が充分当たる、唯一の環境かもしれない。最近家庭でもルーフバルコニーを広く取った住宅が増えてきた。そこでも庭造りが人気である。この屋上・ベランダ緑化を考えた場合、軽量土壌で土厚も薄く、しかも保水率が高く防風対策にも適したものが必要になってくる。また、半永久的な植栽を施す一般の庭とは違い、簡単にイメージ交換ができる工法も要求される。

 このような緑化手法が今後普及されるのではないだろうか。


● ハイドロカルチャーによるコンポーネントガーデン

 新しい緑化工法を考えた場合、システム化、ユニット化、マニュアル化ができ、しかも経済的な植栽が求められる。このような点を兼ね備えた工法が、ハイドロカルチャーを使った簡易式緑化工法、「コンポガーデンシステム」である。この特徴は次の通り。

 プランターを組み合わせて植栽スペースを造るので、レイアウトの変更が容易で、特別な防水処理も要らない。

 底面に水を溜めることができる為、雨の当たる所であれば真夏以外は特に給水を必要としない。

 内鉢植えの植物を交換スリーブの中にカセット式に組み合わせて植栽するため、植物ごとのイメージ交換が容易である。

 植え込み材料であるレカトン(発泡煉石)は、比重0.6と大変軽量である。また、土と違って経年変化はなく根詰まりもしないため、根鉢も小さくて済む。

 鉢と鉢の間をオレフィン系のES繊維を使ったマットで固定すれば強風にも強い。

 マニュアル化された植栽で簡単に庭が造れる。

● 室内でのコンポガーデン

 インテリアスケープの発祥地・アメリカでは、大規模な室内緑化がホテルやショッピングセンターだけでなくオフィス空間にも取り入られている。日本でも生活水準に伴って、居住環境に対する関心が急速に高まっている。
 オフィス環境に緑を導入する手段の一つとして、アトリウム(中庭)のクローズアップされておりガラス張りのアトリウム構造建築が増えている。住宅でもサンルームや吹き抜け構造は人気が高い。日本での室内緑化においては、アメリカのような大規模植栽の可能性は少なく、狭い空間を有効に使える緑化手法が求められている。したがって、常設緑化よりも移動交換可能な緑化の方が用途は広い。給排水設備がいらず、管理が簡単な点から考えても、ハイドロカルチャーのコンポガーデンシステムは日本の室内緑化に最適といえるのではないだろうか。

 和木のような耐陰性の弱い植物を室内に導入する場合も、室内での根の活性が高いハイドロカルチャーだからこそ、可能になると思われる。

● 行政面でのバックアップを

 環境問題が叫ばれている現在、自然の治癒力によって室内外の環境を改善するという手法は大変有効である。しかし、昨今の不景気からくるリストラ・経費節減策により、民間での緑化予算は減少するばかりだ。緑化の普及には行政面でのバックアップが不可欠となってくる。
 ある自治体では、ビル建設の際に義務づけられる緑地率に、屋上・室内における緑化面積も計算されるという。このようなことが可能になれば、土地よりも安価な屋上・室内緑化の導入が加速するだろう。また、屋上緑化に対する補助金を出す自治体も増えてきた。こえこそが、環境行政といえるものではないだろうか。

 このような支援が増えれば、今後この分野も大変大きなマーケットになるだろう。

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