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ハイドロカルチャーによる新しい事業展開

 

 ハイドロカルチャーのブームは、日本に定着する受け皿が整っていなかったために数年で終わってしまった。
  しかし、この分野が新しい園芸の世界を構築する可能性を多く秘めていることを、まだ多くの人が知らずにいる。私自身がこの8年間で展開してきたさまざまな事例を紹介しつつ、新しい園芸の形としてのハイドロカルチャーを紹介していきたい。

 ハイドロカルチャーは30年以上前にスイスで生まれ、ヨーロッパ各地に広がった。現在ドイツでは、ビル内緑化の80%以上にハイドロカルチャー方式が採用されている。家庭用も年々需要が広がっている。主な普及した理由は、 

1  水管理は水位計を使い明確である(水を溜められる)。

2  異種植物同士の寄せ植えが簡単にできる。 

3  内・外容器が規格統一されており合理的。 

4  無機質土壌の持つ清潔さが室内に向く。 などである。

  日本に導入されたのは15年程前。園芸小売店がヨーロッパ視察に行った際に目をつけ、日本流ハイドロカルチャーとして導入した。それが一大ブームを引き起こし、数年の間業界を席巻したのはご存じの通りである。しかし、このブームは数年の後、あっけなく去っていった。この最大の原因は、ハイドロカルチャー生産者はおらず、土に慣れた根から水に慣れた根への転換を生産者段階でせず、小売店が即席で行ったことだろう。条件の整った生産者の温室においてすら転換するには時間がかかる。小売店が普通の鉢植えの土を洗い流し、即席で植込材料であるレカトン(発抱煉石)等で植え替えたものを売ったのでは、家庭でうまく育つはずがない。2つ目の原因は、関連資材がその頃は非常に高価で、さらに植え替え等を売店が行ったため手問もかかり、商品としては土植物の2倍以上になってしまったことであった。

  こうした理由から“弱くて高いのはハイドロカルチャー”というレッテルを張られてしまい、ブームの終演へとつながったのである。

  私は生産メーカーの一人として、ハイドロカルチャーの長所は、販売側や消責側にとってだけでなく、生産者側にもおおいにあると考えている。例えば、肥培管理・水管理の合理化、用土の均一化、コンピュータ栽培の実現など、かなりの省力化が可能だ。しかし、生産者側がいくら頑張って生産したところで、現実にはその受け皿が整っていない。いったんできてしまった悪いイメージが、いまも消えないからである。これでは何年たっても欧米のようなハイドロカルチャーによる生産、消貴は見込めないだろう。

  そこで私は、そうした悪いイメージを払拭しようと、この8年間ハイドロカルチャーの小売り、レンタル、緑化等の事例を様々な場所で積極的に展開してきた。その結果、数々の事例をつくることに成功した。そして、ハイドロカルチャーシステムにより新しい業態ができ、この三分野それぞれの業務に携わる者が容易に始められる事、またハイドロカルチャー専門事業を行っても充分成り立つ事もわかった。量販店と園芸専門店との住み分けをするにもハイドロカルチャーが不可欠だと考える。

 これらの事例を全国に普及させ一般化させることで、新しい生産体系・販売体系の確立と、新しい園芸の創出ができ、消費拡大が出来ると確信している。

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